幹の種類。大きく分けると2種類|素材や作り

フェイクグリーンといっても、よくよく見ると幹の作りなどすべて同じではありません。

幹も、太さ、長さ、曲げやすさ、など 写真からはなんとなくのフォルムは分かるとは思いますが、素材感など判断するのは非常に難しいのではないでしょうか?

今回は、大きく2種類に分けて、それぞれの幹はどんな作りなのか簡単にご説明いたします。

 

1)幹の表面がリアルなウレタン素材の幹。

主に商品番号でいうと「8000」番台に多いのですが、本物のようなデザインの表皮が特徴です。

こちらのウレタンの幹は【型】で製造されているのですが、その【型】自身が本物の幹を型どって作られています。

当然、その表面の凹凸や細かい線など本物そっくりに再現することができます。

デメリットとして(いつか解消したいとは思っているのですが。)

型から作られる成形品のため、型と型の合わせ目と思われるスジが若干見受けられるとものがあります。

また、ウレタンの塗装となるため、ちょっとベタ塗りに近い色合いものもの見受けられます。

この辺りがもっと自然な発色になると本物と見分けがつかなくなるほどリアルになるのではと思っています。

参考までに写真もいくつか掲載させていただきます。

どれも、同じような製造方法で作られた幹となります。

※細い幹は鉄芯が入っていて、結構グニャりと曲げることができます。

フェイクグリーンの幹

フェイクグリーンの幹

フェイクグリーンの幹

フェイクグリーンの幹

フェイクグリーンの幹

フェイクグリーンの幹

フェイクグリーンの幹

こちらは硬いウレタンの幹で、曲げることはできません。

フェイクグリーンの幹

こちらも硬いウレタンの幹なので、曲げることはできません。

フェイクグリーンの幹

こちらは、太いのですが、柔らかいウレタンの幹なので、ちょっとですが曲げることができます。

フェイクグリーンの幹

こちらは、幹を1本ずつ編み込んだデザインではありますが、この状態で型どられているため、幹をバラバラにすることはできません。

フェイクグリーンの幹

こちらは、実際に4本の幹を編み込んで作られているため、1本ずつほどいてバラバラにすることもできます。

 

2)幹の質感と色合いが自然に見える細めの幹。

主に商品番号でいうと「9000」番台に多いのですが、細めの幹ですが、自然に見える表皮が特徴です。

こちらの幹は、芯となる【鉄棒 or パイプ】と【表皮】となるポリエステル素材から作られています

先程のウレタン製の幹と異なり、ポリエステル素材は、色合いやザラザラとして質感の再現に優れており、さきほどとは異なった風合いに再現されています。

デメリットとしては、太い幹を作ることができないため、どれも細めの幹となっています。

しかし、小さな鉢に何本も固定することができるので、ワイルド・ベンジャミンのようにボリュームの多い樹形を作ることができます。

ワイルド・ベンジャミン

幹が細いので、たくさんの幹を鉢に植え込んだ商品もあります。

ワイルド・ベンジャミン

細い幹

細い幹

細い幹

細い幹

細い幹

細い幹

細い幹

細い幹

細い幹

細い幹

細い幹

細い幹

細い幹

細い幹

細い幹

細い幹

 

それぞれ特徴が異なる作りなので、選ぶときはお好みで素敵だと思う方を選べば良いと思います。

他にも、ストレリチアやヤシなど、作りが上記とは異なる例外もありますが、あきらかなニセモノっぽいものは当店では販売しておりません。

やはり、フェイクグリーンがニセモノと言っても、実際に長く飾ることができるインテリアでもあります。

当店では、スタッフみんなが自宅・お店・事務所に飾りたいと思うものを基準に企画・デザイン・製作しております。

写真ではわからない細かい部分が気になる場合、お気軽にお問い合わせいただければと思います。